Visual BasicはWindowsというグラフィック環境で効率的なプログラム開発を実現するための主力ツールとなっています。それというのもVisual Basicが、コンポーネント化されたWindowsシステムのリソースを活用するための記述言語として位置付けられているからにほかなりません。 Visual Basicを利用して多くのソフトウェア開発者が、多用な業務システムを実現しています。業務システムに不可欠なデータベースと連携、Webを利用したインターネット、イントラネットへの実装、イメージを利用したインターフェースの作成、ExcelなどOffice製品をフロントエンドとして使うアプリケーション作成……など、Visual BasicおよびVBAｈが広範なソフトウェア開発を可能にしていきます。そして、ベンダーから提供されるActiveXコンポーネントをはじめとするさまざまなソフトウェア部品は、開発効率をより一層高めてくれます。 VisualBasicが柔軟で幅広い機能をもつ開発ツールであるため、その利用者に向けて提供される開発支援ツールや技術情報は多種多様です。また、ユーザー側の開発目的もさまざまです。そのなかで、「実務における課題を解決してくれる情報」は、どのユーザーもが望んでいるものです。 それはそのまま、Visual Basic Magazineが提供すべき情報でもあります。 幅広い読者が求める多様な情報を提供し続けること……そてが本誌の役割です。 Visual Basicユーザーである読者とともに作っていく雑誌でありつづけたいと願っています。

プログラマー、SE・システム管理者、研究開発者、技術開発者