その他の文字関数

●FormatDateTime関数

 日付形式または時刻形式の文字列を返します。
 FormatDateTime関数は、[コントロールパネル]−[地域のプロパティ]−[日付]タブまたは[時刻]タブの、日付・時刻の設定を規定値として使用しています。
 例えば、[日付]の設定を、
[短い形式]    yy/MM/dd
[時刻]の設定を、
[時刻の形式]   H:mm:ss
とすると、
FormatDateTime(Now)
は、「99/06/30 22:21:52」というように返します。
 FormatDateTime関数の構文は以下のとおりです。
FormatDateTime(日時[,書式の形式])
 書式の形式の定数は、表1のとおりです。

表1:FormatDateTime関数の書式の設定

 定数

 内容

vbGeneralDate(値:0)日付か時刻、または両方。日付部がある場合は、日付を短い形式で表示する。時刻部がある場合は、時刻を長い形式で表示する。両方がある場合は、両方とも表示する(省略時の既定値)。
vbLongDate(値:1)[コントロールパネル]−[地域のプロパティ]−[日付]タブで指定されている[長い形式]で日付を表示する。
vbShortDate(値:2)[コントロールパネル]−[地域のプロパティ]−[日付]タブで指定されている[短い形式]日付を表示する。
vbLongTime(値:3)[コントロールパネル]−[地域のプロパティ]−[時刻]タブで指定されている形式で時刻を表示する。
vbShortTime(値:4)24時間形式(hh:mm)で時刻を表示する。