■
日本オラクル
Developer/2000 R2.0,Developer/2000 Server R2.0 出荷開始
http://db.oracle.co.jp/news/owa/news.NEWS_DETAIL?p_news_code=140
日本オラクル株式会社(http://www.oracle.co.jp/)は,Javaに対応したデータベースアプリケーション開発ツール「Oracle Developer/2000 Release 2.0」を12月19日より出荷開始すると発表した.
すでに出荷開始しているRelease1.5の機能に加え,開発生産性の向上,およびOracle8との連携によるパフォーマンスの向上が実現され,さらにレポーティング機能が強化された.開発のあらゆる場面でウィザード機能が採用されている.新たなコンポーネントのプロジェクト・ビルダー,プロシージャ・ビルダー,スキーマ・ビルダーが加わり,プロジェクトの統合的な管理,作成されたプログラムのデバッグ,スキーマの作成を容易に行える.
さらに同時出荷の「Oracle Developer/2000 Server Release2.0」を使用すれば,従来のクライアント/サーバーのアプリケーションを何の変更もなくWebで実行できる.「Oracle Developer/2000 Server Release2.0」は,「Oracle Web Application Server Release3.0」に対応している.
「Oracle Developer/2000」は,JavaSoft社の100% Pure Java認定ロゴを取得した製品として,オラクルが提唱するNCA(Network Computing Architecture)に対応している.
動作環境は,Windows 95/NT 4.0(サーバー環境はWindows NT 4.0),対応RDBMSはOracle7 Server Release7.3またはOracle7 Workgroup Server Release7.3以上,Oracle8 Release8.0.3 またはOracle8 Enterprise Edition Release8.0.3.
問い合わせ先は,日本オラクル株式会社(日本オラクルホットラインTEL:047-352-6444).
■
パワーソフト
Powersoft PowerJ Enterprise 2.0J 出荷開始
http://www.powersoft.co.jp/press/release/press_17.htm
パワーソフト株式会社(http://www.powersoft.co.jp/)は,エンタープライズ市場向けの初のRAD Java開発ツール「Powersoft PowerJ Enterprise 2.0J」を1997年12月18日より出荷を開始すると発表した.
データベース・アクセス,Webサーバアプリケーション開発,ドラッグ&ドロッププログラミング,コンポーネントベース開発によるビジネスアプリケーションの構築できる.また,CORBA製品との連携によって分散オブジェクトをベースとするシステムの構築を強力にサポートしている.
同社は出荷を記念して,限定1,000本を特別価格178,000円(標準価格は298,000円)で販売する予定.
問い合わせ先は,パワーソフト株式会社(パワーダイヤルTEL:0120-521405).
■
ボーランド
Visual dBASE 7日本語版 出荷開始
http://www.borland.co.jp/news/vdb7j.htm
ボーランド株式会社(http://www.borland.co.jp/)は,平成9年12月12日より32ビット対応ビジュアルデータベースアプリケーション開発システム「Visual dBASE 7日本語版」の出荷を開始すると発表した.
Visual dBASE 7シリーズは,ビジュアルRAD環境を搭載し,高度なデータ処理能力と優れたアプリケーション開発機能を備えた32ビットビジュアルデータベースアプリケーション開発システム.製品形態は,パワーユーザ対象の基本機能を搭載した「Visual dBASE 7 Standard(価格98,000円)」,SE/プログラマを対象としビジネスアプリケーションの構築/配布を目的とした「Visual dBASE 7 Professional(価格128,000円)」およびClient/Serverビジネスアプリケーションを構築/配布を対象にした「Visual dBASE 7 Client/Server(価格198,000円)」で構成されている.Windows 95(SP1)/NT 4.0(SP3),メモリは16MB以上(Windows 95)/32MB以上(Windows NT 4.0)35MB以上のハードディスク容量が必要である.
問い合わせ先は,ボーランド株式会社(インフォメーションセンターTEL:03-5350-938).
■
日本サン・ソフト
Java統合開発環境 Java WorkShop 2.0 日本語版 出荷開始
http://www.sun.co.jp/sunsoft/hot_news/pressrelease/971104-001.html
日本サン・ソフト(http://www.sun.co.jp/sunsoft/)は,Javaアプレット/アプリケーションを作成する統合開発環境を提供する「Java WorkShop 2.0 日本語版」の出荷を12月11日から開始すると発表した.
最新のJDK 1.1に対応し,JavaBeansコンポーネントの作成も可能.高速JavaコンパイラとJITコンパイラ,パフォーマンス解析のプロファイル機能を搭載し,ウィザード機能でプロジェクトを作成,管理ができる.マルチプラットフォーム対応を特長とし,Sun Solaris(SPARC版またはIntel版),Microsoft Windows 95/NT 4.0,Novell IntranetWare,HP-UX,SCOのUNIXオペレーティングシステムで利用できる(HP/UX版はヒューレットパッカード社,UnixWare版はSCO社から販売).価格は16,800円(1ユーザー使用権製品の場合).
問い合わせ先は,日本サン・ソフト(TEL:03-5562-7578).
■
ボーランド
32ビット対応ビジュアル開発ツール,Delphi 3.1日本語版発売
http://www.borland.co.jp/news/del31j.htm
ボーランド株式会社(http://www.borland.co.jp/)は,「Delphi 3.1日本語版」を平成9年12月2日より出荷を開始する.
Delphi 3.1は,ネイティブコードコンパイラ,ビジュアル開発環境,データベースエンジンのすべてを統合し,すぐれた生産性を実現した32ビット対応ビジュアル開発ツールDelphi 3.0の新バージョンである.今回新たに追加される機能は,プロジェクトの階層やビジュアルコンポーネントライブラリ(VCL)のナビゲーションシステムであるObjectInsight,Windows上のレジストリを最適化する汎用のツールであるCleanX(Professional版以上),ActiveXコントロール集Internet Solutions Packに加え,CGI,WIN-CGI,NSAPI/ISAPI対応のWebサーバーアプリケーションを開発するためのWebサーバーアプリケーション開発コンポーネント(Professional版以上)である.
動作環境はWindows 95/NT 3.51(SP5)/4.0,メモリ16MB以上,ハードディスク容量60MB以上.価格は,Delphi 3.1 Standardが29,800円,Delphi 3.1 Professionalが68,000円,Delphi 3.1 Client/Server Suiteが248,000円.企業や部課単位で一括導入のためのコーポレートパック(プログラム5セット,マニュアル1セット)も提供される.
問い合わせ先は,ボーランド株式会社(インフォメーションセンターTEL:03-5350-938).
■
サイベース
100% Pure JavaのJDBC jConnect for JDBC 出荷開始
http://www.sybase.co.jp/press/SYK22.html
サイベース株式会社(http://www.sybase.co.jp/)は,DBベンダとして業界で最初に100% Pure Javaの認定を受けたJDBCドライバ製品である”jConnect for JDBC”の国内出荷を開始した.Java開発者向けの新しいJDBC標準をフルに実装し,JavaからサイベースのDBサーバへダイレクト・アクセスを実現する.また,サイベースのネイティブ・プロトコル:TDS(Tabular Data Stream)を利用し,スピード性にも優れている.
今回の出荷は英語版(jConnect for JDBC 2.2)だが,最新の日本語対応版(3.0 Beta)が添付されている.日本語対応版の正式出荷は1997年12月となる.
動作環境はJavaの稼動する環境.価格はEnterprise版が350,000円から,Workplace版が86,000円から(ライセンスは接続するSQL ServerまたはAdaptive Serverの1サーバにつき1ライセンスが必要).
問い合わせ先は,サイベース株式会社(インフォメーションホットラインTEL:0120-505256).
■
マイクロソフト
Microsoft BackOfficeファミリー製品 エンタープライズ版発売開始
http://www.microsoft.com/japan/info/releases/1111back.htm
マイクロソフト株式会社(http://www.microsoft.com/japan/)の発表によると,「Microsoft BackOffice」ファミリー製品のWindows NT Server, SQL Server, Exchange Serverのエンタープライズ版として,「Microsoft Windows NT Server,Enterprise Edition Version 4.0」日本語版および「Microsoft Exchange Server,Enterprise Edition Version 5.5」日本語版を11月28日(金)から,「Microsoft SQL Server,Enterprise Edition Version 6.5」日本語版を1998年1月30日より発売を開始すると発表した.
大規模なオンライントランザクション処理や大容量データの取り扱いを可能にし,拡張性と処理速度を大幅に向上さたほか,障害時でもシステムを停止させることなく処理を継続させることができるクラスタリング機能を標準提供している.
それぞれの価格は,「Microsoft Windows NT Server, Enterprise Edition Version 4.0」日本語版が25クライアントで696,000円,50クライアンでが834,000円.「Microsoft Exchange Server, Enterprise Edition Version 5.5」日本語版,「Microsoft SQL Server, Enterprise Edition Version 6.5」日本語版に関しては価格未定.
問い合わせ先は,マイクロソフト株式会社(インフォメーションセンターTEL:03-5454-2300).
■
ネットスケープ
Messaging Server 3.01日本語版のリリースを発表
http://home.jp.netscape.com/ja/newsref/pr/newsrelease526.html
日本ネットスケープ・コミュニケーションズ株式会社(http://home.jp.netscape.com/ja/)は,ネットワーク化された企業をつなぐNetscape SuiteSpot Serverソフトウエアの一つであるNetscape Messaging Server3.01日本語版のリリースを発表した.Netscape Mail Server 2.02を大幅にパフォーマンスアップさせた,強力なオープンスタンダードベースの電子メッセージングシステムサーバである.
同製品は,日本ネットスケープ・コミュニケーションズ社の各販売代理店及びOEMメーカーより11月24日に提供が開始される予定.動作環境は日本語Windows NT,日本語Solaris,日本語 HP-UX.
問い合わせ先は,国内の各販売代理店へ.
■
シマンテック
Visual Cafe for Java ver.2.0 Windows95/NT4.0版の出荷開始
http://www.symantec.co.jp/news/97114.html
株式会社シマンテック(http://www.symantec.co.jp/)は,ビジュアルJava統合開発RAD環境「Visual Cafe for Java 2.0」シリーズのうち,Web開発版(WDE)とプロフェッショナル開発版(PDE)を11月21日(金)より出荷開始すると発表した.
Java標準のコンポーネントアーキテクチャであるJavaBeansにも完全準拠しており,JavaBeansに対応した強力なコンポーネントライブラリ(100種類以上)の搭載,JavaBeansコンポーネントのビジュアルな開発やカスタマイズ機能を取り入れ,Javaで作成されたコードの再利用や拡張性に富んだ高いオープン性を兼ね備えている.Webページ制作ツールVisual Pageをすべてのパッケージにバンドルし,JavaアップレットをHTMLにシームレスに統合できるソリューションを提供している.
プロフェッショナル開発版は,Web開発版に加え,Javaコードを実行プログラムに生成するx86ネイティブコードコンパイラ機能や,インクリメンタル・デバッガ環境により,最強のRAD統合開発環境を実現している.また,JDK1.0.2のプロジェクトをJDK1.1へ変換する機能を装備している.プロフェッショナル開発版は,高速データベースアクセスが可能なシマンテック独自のミドルウェアdbANYWHERE Server(25ライセンス)と搭載し,Javaによるデータベースアプリケーションの開発効率を向上させている.動作環境はWindows 95/NT 4.0.価格はWeb開発版(WDE)14,800円,プロフェッショナル開発版(PDE)が36,000円.
問い合わせ先は,株式会社シマンテック(ユーザーサポートセンターTEL:03-3498-1118).
■
マイクロソフト
Microsoft FrontPage 98 出荷開始
http://www.microsoft.com/japan/info/releases/1008fron.htm
マイクロソフト株式会社(http://www.microsoft.com/japan/)は,Webサイト作成・管理ツールの統合パッケージであるFrontPageの最新バージョン「Microsoft FrontPage 98 for Windows」日本語版を11月14日より発売を開始した.
FrontPage 98は,Web文書作成を簡単にするだけでなく,Officeアプリケーションと同じ感覚でWeb文書の作成・管理が行なえるようになった.特に,RDBMSの最新版である「Microsoft Access 97 for Windows」日本語版などのODBCに準拠したデータベースへの接続機能を使用できる.さらに,ActiveXコントロール,VBスクリプト,Javaアプレットの埋め込みなど最新のインターネット技術で,より魅力的なWebコンテンツを作成できる.また,グラフィックデザインツール「Microsoft Image Composer 1.5」およびアニメーションGIF作成ツール「Microsoft GIF Animator 1.0」を同梱している.
動作環境は,Windows 95/NT 4.0,メモリ16MB以上,40MB以上のハードディスク(Windows 95/FrontPage本体のみ使用時).価格はスタンダード版19,800円,アップグレード版7,100円,アカデミックパッケージ5,800円で提供される.
問い合わせ先は,マイクロソフト株式会社(インフォメーションセンターTEL:03-5454-2300).
■
文化オリエント
PowerPak 98 Windows プログラマ用ベストコレクション 発売開始
http://www.boc.co.jp/gateway/NewsReleases/Nr20.HTM
文化オリエント株式会社(http://www.boc.co.jp/)は,現在個々に販売しているWindowsプログラミングの支援ツールPowerPlusシリーズ17製品を4つのセットにまとめ,「PowerPak 98(vol.1〜vol.4)」として販売することを発表した.各パッケージには,VisualBasicやJ++対応のコントロールやツールが収録されている.
発売時期は平成10年1月下旬,販売価格は各セット180,000円(税別).動作環境は,Windows 95/NT 4.0のそれぞれ日本語版,VisualBasic 4.0/5.0.
問い合わせ先は,文化オリエント株式会社(TEL:022-373-0360).
■
エス・ピー・エス・エス
SPSS 8.0 for Windows 英語版を発売
http://www.spss.co.jp/
エス・ピー・エス・エス株式会社(http://www.spss.co.jp/)は,統計解析ソフトSPSSの新バージョン「SPSS 8.0 for Windows 英語版」に加え,データ収集・解析支援ツール「SPSS Data Entry」,データパターンの解析ツール「AnswerTree 1.0 英語版」を平成9年12月末に出荷開始すると発表した.
「SPSS 8.0 for Windows 英語版」は最新のインタラクティブ・グラフィック・システムが採用されており,検索およびビジュアル化がより簡単に行えるようになった.さらに,統計機能,データアクセス/データ管理機能,ヘルプ機能も強化されている.
「SPSS Data Entry」は,各種調査の立案・作成から解析までを迅速に行う.作成した調査表はオンラインフォームとしてキーボードから直接データを入力できる.SPSS for Windowsで即座に解析することも可能.
「AnswerTree 1.0 英語版」はデータパターンを正確に分類するクラフィケーション・ツールである.アルゴリズムを選択してデータを解析し,ツリー表示させる.もっとも早く正確なアルゴリズムであるQUESTを採用した.
これらの製品は英語版ではあるが,ダブルバイトサポートにより日本語の入力・表示が可能となっている.価格は未定.
問い合わせ先は,エス・ピー・エス・エス株式会社(TEL:03-5466-5511).
■
ActiveXベンダ会
ActiveXコンポーネントガイドブック 97 刊行
ActiveXベンダ会では,ActiveXコンポーネントガイドの逆引き辞典である「ActiveXコンポーネントガイドブック 97」を刊行した.国内で購入可能,および1998年4月までに発売予定のActiveXコントロールをジャンル別に掲載した.A5判,120ページのガイドブックは,入手希望の方に無料で配布される.
問い合わせ先は,ActiveXベンダ会事務局(TEL:03-5467-0288またはe-mail:ava-info@shoeisha.co.jp).
■
日本オラクル
Oracle8 for Windows NT R8.0.3 出荷開始
http://db.oracle.co.jp/news/owa/news.NEWS_DETAIL?p_news_code=130
日本オラクル株式会社(http://www.oracle.co.jp/)は,ワークグループレベルのユニバーサルデータサーバー「Oracle8」のWindows NT版を,1997年10月16日より出荷開始した.
Oracle8製品ファミリーの一製品である「Oracle8」は,「Oracle7 Workgroup Server」の後継バージョンであり,「Oracle8 Enterprise Edition」の持つ基本機能をすべて継承している.Easyインストレーション/Easyコンフィグレーション Windows NT 4.0と完全に統合され,初心者でも簡単にデータベース設定でき,管理ツール「Enterprise Manager」の搭載により,運用コストを大幅に削減できるのが特長.「Web Publishing Assistant」により,定期的にOracleデータベースのHTML化ができるなど,インターネット/イントラネットにも対応している.
動作環境は,サーバー対応OSがWindows NT 4.0,クライアント対応OSがWindows 95/NT 4.0.価格は5同時ユーザ/10クライアントで22万円から.
問い合わせ先は,日本オラクル株式会社(日本オラクルホットラインTEL:047-352-6444).
■
日本オラクル
Oracle8統合開発環境 Web Developer Suite for NT出荷開始
http://db.oracle.co.jp/news/owa/news.NEWS_DETAIL?p_news_code=131
日本オラクル株式会社(http://www.oracle.co.jp/)は,「Oracle Web Developer Suite for Windows NT Release1.1をバージョンアップし,Oracle8を中核としたNCA(Network Computing Architecture)対応の統合開発環境として,1997年10月16日より「Oracle Web Developer Suite for Windows NT Release1.5」を出荷開始した.
クライアント/サーバーとWebの両方に対応する開発環境である「Developer/2000 Release1.5」「Designer/2000 Release1.4」,ワークグループ・レベルのユニバーサル・データ・サーバー「Oracle8 for Windows NT(5ユーザー/10クライアント版)」と,最先端のWebシステム構築のためのWebサーバー「Oracle WebServer Release2.1」が組み込まれている.JavaによるWebアプリケーション開発も可能となっている.パッケージ価格は800,000円.
問い合わせ先は,日本オラクル株式会社(日本オラクルホットラインTEL:047-352-6444).
■
国際情報研究所
メール暗号ソフトウェア「カオスリモコンVer.1.0」,無料ダウンロード開始
http://www.iisi.co.jp/index.html
株式会社国際情報科学研究所(http://www.iisi.co.jp/)は,17タイトルの電子メーラーを外部よりリモコン操作で暗号化できるソフト「カオスリモコンVer.1.0」を,10月24日から同社Webサイトなどを通じて無料配布を開始すると発表した.
「カオスリモコンVer.1.0」は,情報犯罪が起こりやすいインターネットにおいて,「慣れ親しんだメール環境を変えずに暗号化したい」という既存ユーザーのニーズに応え,17タイトルの電子メーラーを外部より簡単な操作で暗号化できるようにした公開鍵式暗号化メールソフトウェアだ.GCCカオス暗号法によって開発されたこのソフトウェアは,高度な安全性と暗号化/複合化・認証・電子署名(印鑑)のセキュリティ機能を標準装備している.マウス操作で簡単に暗号化できることも大きな特徴である.
動作環境はWindows 95/NT4.0(日本語版),16MB以上のメモリと9MB以上のHD容量が必要である.対応電子メーラーは日本語Windows環境における主要17タイトルとなっている.問い合わせ先は,株式会社 国際情報科学研究所(TEL:03-3378-6999).
会見の会場では,ソフトウェアの機能を一通りデモンストレーションで紹介した.国際情報研究所は,GCCカオス暗号技術の安全性検証のために1,000万円の懸賞金をかけ,2年前から新聞・雑誌等で解読を呼びかけているが,いまだ解読者は現れない.「社長は解読できるか」という記者の質問に,国際情報研究所の高振宇社長は,「私も解読できません」と答えていた.
■
ボーランド
JDBC対応ミドルウェア,DataGateway for Java日本語版を発売
http://www.borland.co.jp/news/datagwfj.htm
ボーランド株式会社(http://www.borland.co.jp/)の10月16日発表によると,JDBCによる高速なデータベースアクセスを実現するミドルウェア「DataGateway for Java日本語版」と,そのJBuilder Professional向け開発キットの出荷を平成9年12月9日より開始する.
DataGateway for Javaには,2種類の製品形態がある.「DataGateway Professional for Java」(32,000円)は,dBASE,Paradox,MS-Access,ODBC経由によるデータベース接続をサポートする.「DataGateway Enterprise for Java」(希望小売価格168,000円)は,DataGateway Professional for Javaで接続可能なデータベースに加え,リモートのSQLデータベース(InterBase,Oracle,Sybase,MS-SQL Server,Informix,DB2)に接続可能.
DataGateway for Javaは,クライアントで動作するJDBCドライバ「DataGateway Client」と,DataGateway Clientと通信し,データベースへの接続を仲介する「DataGateway Server」によって構成される.DataGateway Clientは,Type3と呼ばれる100% Pure JavaのJDBCドライバで,JDBCに対応したJava VMで動作する.サーバから自動ダウンロード・インストールが可能なため,クライアントで特別なインストール作業の必要がない.Windows NT4.0上で動作するDataGateway Serverは,Borland Database Engine(BDE)を使用してデータベースへネイティブに接続する.
さらに,すでに出荷済のJBuilder Professionalによる,DataGateway for Javaを使ったデータベースアプリケーション開発で,接続の設定・テスト・評価を行うことができる開発パッケージ「DataGateway Developers Kit for Java」(9,000円)も同じく平成9年12月9日より販売する.これは,JBuilder Professional登録ユーザー向けの直販製品.
問い合わせ先はボーランド株式会社 インフォメーションセンター(TEL:03-5350-9380).
■
サン・マイクロシステムズ
「100% Pure Java Initiative」プログラムを国内で実施
http://www.sun.co.jp/Press/release/1997-10-14.html
日本サン・マイクロシステムズ株式会社(http://www.sun.co.jp/)は1997年10月14日,「100% Pure Java Initiative」プログラムを国内で実施することを発表した.
具体的には,次のプログラムを開始する.
・100% Pure Java認定センターの国内設置(http://www.ssct.co.jp/infosa/press1.htm)
・最新の技術動向,開発事例を紹介するコンファレンスの実施
・100% Pure Javaロゴの普及促進活動
・Java 開発者のためのガイド・ブックである「100% Pure Java Cookbook」日本語版の継続的な提供
・100% Pure Javaに賛同する各社との協調活動による,同標準の普及啓蒙
100% Pure Java Initiativeには,国内ベンダーでは10社が賛同している.アップルコンピュータ株式会社,株式会社シマンテック,株式会社ジャストシステム,日本アイ・ビー・エム株式会社,日本オラクル株式会社,日本ネットスケープ・コミュニケーションズ株式会社,ノベル株式会社株式会社,パワーソフト株式会社,ボーランド株式会社,ロータス株式会社は,次のような活動を個別に実施することで,100% Pure Javaに準拠したソフトウェアの開発を促進する.
・100% Pure Javaに準拠したソフトウェアの開発ツールの導入
・100% Pure Javaに準拠したアプリケーション・ソフトウェアの導入
・各社の開発者サポート・プログラムおよびコンファレンスを通じての開発促進
問い合わせ先は,日本サン・マイクロシステムズ株式会社(http://www.sun.co.jp/,代表TEL:03-5717-5010).
■
パワーソフト
ハイエンド向けJava RADツール,PowerJ Enterprise 2.0J発売
http://www.powersoft.co.jp/press/release/press_17.htm
パワーソフト株式会社(http://www.powersoft.co.jp/)は,Powersoft PowerJ Enterprise 2.0J(以下PowerJ)を12月18日より発売開始することを発表した.PowerJは,ビジュアルな開発環境と最新技術を搭載して,Javaによる実用的なビジネスアプリケーションの構築を実現する本格的なJava RADツールである.
PowerJは,スケーラブルで効率的なデータベース・アクセス,Webサーバアプリケーション開発,ドラッグ&ドロッププログラミング,コンポーネントベース開発によって実用的なビジネスアプリケーションの構築を実現する.また,CORBA製品との連携によって分散オブジェクトをベースとするシステムの構築の強力なサポートのほか,従来のJava開発ツールにないサーブレット開発やチーム開発など大規模システムを支援するための機能を備えている.JDK 1.02,1.1それぞれをベースに開発が可能で,SunとMicrosoft両方のVMを搭載している.
Jaguar CTS(4ユーザ開発ライセンス版),Sybase NetlmpactDynamo(Webコンテンツ管理ソフト)を搭載し,価格は298,000円となっている. 問い合わせ先は,パワーソフト株式会社(パワーダイヤルTel:0120-521405).
プレスリリースの会場では,オージス総研と東洋情報システムの2つのCORBAベンダーをパートナーとして紹介するなど,Enterprise Javaにおける意気込みと優位性を強調したほか,今後ともSunとともに100% Pure Javaを推進してゆくことをうたった.また,「PowerBuilderやPower++などのようにローエンド商品は出さないのか」という記者の質問に対し,パワーソフトの三浦雅孝社長は,「とりあえず今回は競争の激しいローエンド製品の出荷は避けたが,他のツールと比較して製品のでき自体は優れていると思っているので,今後の販売状況によって考えていきたい」と語った.
■
サン・マイクロシステムズ
マイクロソフト社をJavaの契約違反で提訴
http://www.sun.co.jp/Press/release/1997-10-09.html
サン・マイクロシステムズ社(http://www.sun.com/)は米国西海岸で1997年10月7日,マイクロソフト社がJava技術の互換性を実現させた製品の出荷を義務付けたサンとの契約に違反したとして,連邦地方裁判所に提訴したと発表した.サンは,マイクロソフト社がJava互換のロゴをの不正使用を禁ずる差止命令を求めている.またサンは,マイクロソフトがJavaの開発メーカーに誤解を与えるような行為をやめさせ,完全に互換性を備えたJava技術を搭載した以外の製品を出させないよう求めている.
発表によると,マイクロソフト社を含め,Javaのライセンス取得企業にとっての最も重要な契約上の義務の1つが,Javaの互換性テストに合格することであり,このテストではそれぞれの技術がJavaの仕様とAPIに適合しているかが判断される.しかし,マイクロソフトの新しいInternet Explorer 4.0とSoftware Development kit for Java(SDKJ)という製品が,このテストに不合格となった.その結果,マイクロソフト社の開発ツールを使用して書かれたアプリケーションは,MacOSやUNIXなど他のオペレーティングシステムに加え,Netscape Navigatorなどの他のブラウザでも実行できない場合が起きる.また逆に,MacOS,UNIXおよびNetscape Navigatorで実行されるサンのJDKを使って書かれたアプリケーションが,Internet Explorer4.0では実行できない恐れもある.
問い合わせ先は,日本サン・マイクロシステムズ株式会社(http://www.sun.co.jp/,代表TEL:03-5717-5010).
■
サン・ソフト
Solaris 2.6とイントラネット向け拡張パッケージを発売
http://www.sun.co.jp/sunsoft/hot_news/pressrelease/971001-001.html
日本サン・ソフト(http://www.sun.co.jp/sunsoft/)は1997年10月1日,「Solaris 2.6」と,イントラネット向け拡張パッケージ「Solaris Server Intranet Extension (SSIE)」の販売を開始する.「Solaris 2.6」はデスクトップ版,サーバ版で構成され,「SSIE」はサーバ版への拡張製品として提供される.各製品は,IntelおよびSPARC版が提供される.
Solaris 2.6は32bit OSだが,最大1TBの大規模ファイルのサポートなど一部64bit機能を搭載している.西暦2000年問題に対応し,既存のSolarisと比較して,パフォーマンスはデータベース処理30%,Javaの実効速度3倍,Webの性能30%と飛躍的な向上を実現している.
SSIEは,イントラネット向けにWeb,電子メール,セキュリティ,ネットワーク管理などのイントラネット・サービスが含まれている.また,SunLink PCにより,Windows,Windows NT,NetWare,Macintosh,OS/2のクライアント・デスクトップは,クライアント環境への変更を加えることなく,イントラネットサービスに接続できる.SSIEの他にも拡張パッケージ製品を今年末に発表する予定.
価格は,Intel用のSolaris 2.6デスクトップ版が99,000円から,Solaris 2.6サーバ(5クライアント)版が135,000円から,SSIEが79,000円から.SPARC用についてはハードウェアバンドルのため,販売各社に問い合わせのこと.JumpUp PLUSキャンペーンとして,デスクトップ版49,000円から,サーバ(5クライアント,SSIEを含む)120,000円からで,1997年11月から1998年4月末まで販売する予定.
また,今回よりアップグレードの方法が変更された.「サブスクリプション・プログラム」に加入すると,一定の期間にリリースされるSolarisのアップグレード製品やアップデート製品(パッチを含むメーンテナンス・リリース)が自動的に送付されるようになる.価格は,2年間の自動アップグレード付きのものが,デスクトップ版で19,800円(100ユーザ・ライセンスの場合の1ユーザあたりの単価)から,サーバ(クライアント数無制限,SSIEを含む)が150,000円(10ユーザ・ライセンスの場合の1ユーザあたりの単価)から.1年間の契約もある.
問い合わせ先は,日本サン・ソフト(日本サン・ マイクロシステムズ株式会社内,代表TEL:03-5717-5010).
■
エージーテック
Btriveをインターネット/イントラネットに接続するミドルウェアを発売
http://www.agtech.co.jp/product/ids/ids.html
株式会社エージーテック(http://www.agtech.co.jp/)は,BtrieveデータベースをI*net(インターネット/イントラネット)で使用するためのミドルウェアI*net Data Server(IDS)とそのSDKを発売した.米国Smithware社が開発した英語版製品を販売する.
IDSはWindows NT 4.0で動作するサーバーとして動作し,(たとえばNetwareネットワーク上のマシンにある)BtriveデーターベースとTCP/IPネットワーク上のクライアントの仲介を行う.クライアントには,SDKに含まれるActiveXコントロール,DLL,Javaクラスライブラリを利用する.ActiveXコントロールとDLLは,Windows 95/NT 4.0(Intel)対応.DLLは,WBTRV32.DLLからの移行が容易となっており,DLLアクセスで記述された既存のBtrieveアプリケーションから,I*net対応アプリケーションへの移行が可能.
価格は,IDSが420,000円,SDKが120,000円.
問い合わせ先は,株式会社エージーテック(TEL:052-951-2706).
■
ライフボート
Watcom FORTRAN77 11.0Jを発売
http://www.lifeboat.co.jp/whatsnew/watcom_fortran.html
株式会社ライフボート(http://www.lifeboat.co.jp/)は,米国Sybase社Watcom事業部のプロフェッショナル開発者向け日本語版FORTRANコンパイラの新バージョン「Watcom FORTRAN77 11.0J」の国内出荷を10月24日に開始する.
「Watcom FORTRAN77 1.0J」は,PC上の幅広い16/32ビットOSをサポートすると同時に,先だってリリースされたプロフェッショナルC/C++コンパイラ「Watcom C/C++ 11.0J」との複数言語開発を全てのサポートプラットホーム上で実現するコンパイラで,8086からMMX Pentium/Pentium IIまでの幅広いインテルマイクロプロセッサに対応するコード最適化技術を搭載している.
今回のバージョンでの機能強化点として,PentiumProの分岐予測機能要のコード最適化や,MMXを搭載したPentiumマイクロプロセッサのために,インラインアセンブラ命令レベルでMMX命令をサポートしていることがあげられる. 製品パッケージには,32/16ビットの最新のFORTRANコンパイラ,アセンブラ,リンカ,デバッカや,Windows 3.1/95/NT,OS/2 Warpのそれぞれの環境で利用するマルチターゲット統合開発環境,各ターゲットOS用の開発キット(Win16ツールキット,Win32ツールキット,OS/2ツールキット,Novell NLM SDKなど)や,再販フリーの32ビットDOSエクステンダ「DOS/4GW」,オンラインドキュメント,日本語印刷マニュアルなどが含まれる. 価格は198,000円.問い合わせ先は,株式会社ライフボート 営業本部 PCシステム部(Tel:03-3293-4714).
■
ライフボート
学習者向けC言語インタープリタのアカデミックパッケージを販売
http://www.lifeboat.co.jp/whatsnew/ultrapro2.html
株式会社ライフボート(http://www.lifeboat.co.jp/)は,Windows 95/NT/3.1に対応した学習者向けC言語インタープリタである「Ultra-C Pro Version 2.0アカデミックパッケージ」(以下:Ultra-C Pro2アカデミック)を10月14日より販売開始する.
Ultra-C Pro2アカデミックは学習者向けC言語インタープリタである「Ultra-C Pro Version 2.0(以下:Ultra C Pro2)を,学生および教職員向けのアカデミック価格にて提供するものである.Ultra C Pro2アカデミックは,C言語によるプログラミング初学習者が新たに操作方法を学習することなく,購入したその日から使いはじめられるように,ウィンドウズ標準のユーザーインターフェイスを採用し,できるだけC言語プログラミングの学習に専念できるように設計されている.またインタープリタ方式の採用により,ソースプログラムをワープロ感覚で入力し,即時に実行することが可能である.実行時には,自動的にランタイムエラーを検出することが可能で,エラー発生箇所のソースプログラムを即時に表示する.
動作環境は,対応OSがWindows 95/3.1またはWidows NT 3.51以上,6MB以上(Windows NT環境下では12MB),約3.0MBとなっている.問い合わせ先は,株式会社ライフボート 教育システム部(TEL.03-3293-4714).
■
オージス総研
Vibeの上位バージョンVibe Enterprise 1.0を発売
http://www.ogis-ri.co.jp/otc/products/vibe/
株式会社オージス総研(http://www.ogis-ri.co.jp/)は1997年9月25日,Javaビジネスアプリケーション開発環境「Vibe Enterprise 1.0」(開発元 米国Visix Software Inc.)の販売を10月1日より開始することを発表した.
Vibe Enterpriseは,データベース接続を必要とするJavaビジネスアプリケーション開発環境で,本年4月より販売している「Vibe DE」の上位版にあたり,Vibe DEで提供しているJava仮想マシン,コンパイラ,デバッガ,GUI構築ツールを含む統合開発環境およびアプリケーションフレームワークに加え,データベースアプリケーションに必要な機能を追加したパッケージとなっている.Oracle,SybaseおよびODBCによるその他のデータベースへの接続をサポートする.
拡張クラスライブラリはネイティブコードで実装されており,Javaでありながら,C++のパフォーマンスと機能を得ることができる.サポートプラットフォームは,Windows 95/NT,Solaris,HP-UX,OS/2,AIX,IRIX,Linux,Mac OS.WindowsプラットフォームではActiveXにも対応しており,ActiveXコンポーネントをアプリケーションに組み込むことができる.
価格は,298,000円(予価).ランタイムライセンスは無料.問い合わせ先は,オージス総研 オブジェクト技術事業部 営業部(TEL:03-3779-2541).
■
メトロワークス
CodeWarrior Professional Windows 95/NT特別キャンペーン版を発売
http://www.bug.co.jp/topics/cwprowin1.html
メトロワークス株式会社(http://www.metrowerks.com/jp/)は1997年9月18日,日本語版のマルチプラットフォーム,マルチ言語対応の統合開発環境を日本市場に提供する戦略を発表した.
その第一弾として,「CodeWarrior Professional Windows 95/NT特別キャンペーン版」を10月3日に発売する.価格は10月から11月末までの2ヶ月間に限り,特別価格29,800円を設定している.特別キャンペーン版には,6ヶ月間の無償テクニカルサポートおよび「CodeWarrior Professional 2」への優勝アップグレードが含まれている.
ついで,12月上旬から「CodeWarrior Professional日本語版リリース2」とそのアカデミック版,ならびに「Discover Programming for Windows日本語版」を発売する.価格はそれぞれ88,000円,28,000円,28,000円.
メトロワークスとマイクロソフトの両社は,CodeWarrior ProfessionalシリーズにMicrosoft Foundation Class (MFC) 4.2ライブラリをバンドルすることで合意した.さらに,マイクロソフトのWindows CE対応ツールを提供する権利を入手し,今後のCodeWarrior Professionalシリーズに提供する予定.
Windows 95/NT特別キャンペーン版は,これまで販売されていた「CodeWarrior Professional日本語版リリース1」と技術仕様・基本機能が同等で,Windows95/NT(x86)およびMac OS(68K/PowerPC)マルチプラットフォーム開発が可能なマルチ言語(C/C++/Java/Pascal)に対応した統合開発環境(IDE)である.IDEから,各プラットフォームに対応したプロジェクトを生成してプログラムを開発することができる.マルチプラットフォーム,マルチ言語の各コンパイラとデバッガ,アプリケーションフレームワーク(Windows95/NT用のMicrosoft Foundation ClassやMac OS用のPowerPlant),ビューエディタ(Constructor)などが提供されている.
CodeWarrior Professionalは年2回のリリースを行い,購入者には1回の無償バージョンアップと1年間の無償テクニカルサポートを提供する.その後1年間のテクニカルサポートおよびバージョンアップは,35,000円にて提供する.
問い合わせ先は,総代理店の株式会社ビー・ユー・ジー 東京営業部(http://www.bug.co.jp/,TEL:03-3486-6710).
■
マイクロソフト
IE 4.0日本語版の製品版を無償提供開始
http://www.microsoft.com/japan/info/releases/0918ie40.htm
マイクロソフト株式会社(http://www.microsoft.com/)の9月18日発表によると,同社Webブラウザの最新バージョン,「Microsoft Internet Explorer 4.0」日本語版(以下,IE 4.0)の製品版を,10月1日(水)より同社Webサイト(http://www.microsoft.com/ie_intl/ja/)などを通じて無償で提供する.
IE 4.0は,インターネットクライアント用統合型パッケージで,Webブラウザに加え,Microsoft Outlook Express(電子メールやニュース用のクライアントソフト)やActive Channel(コンテンツ配信サービス)の受信機能などを備え,Windows OSとの統合,セキュリティ管理機能の強化などの特長を持つ.
また,同製品を収録したCD-ROMを実費(1,000円,消費税等別)で提供する.申し込みはTEL:048-226-5506など.
さらに,翻訳ソフトなどインターネット向けツールの体験版やマニュアルなどを同梱したパッケージも10月末より店頭にて販売する予定.
問い合わせ先は,マイクロソフト インフォメーションセンター(TEL:03-5454-2300).
■
富士通
JavaOSのライセンスを取得,SPARCliteでJavaOSを提供予定
http://www.fujitsu.co.jp/hypertext/news/1997/Sep/11.html
富士通株式会社(http://www.fujitsu.co.jp/)は1997年9月11日,米国JavaSoft社からJavaOSのライセンスを取得し,富士通の組み込み用32ビットRISCプロセッサ「SPARCliteシリーズ」でJavaOSを提供することを発表した.「SPARClite」は,ワークステーションのCPUとして実績のあるSPARCのアーキテクチャを継承している
提供形態としては,「SPARClite」とシステムに標準的に必要なグラフィック,LAN, メモリなどの周辺機能を搭載したリファレンスボードにJavaOSを組み込む.提供時期は,98年第1四半期の予定.