Xcode4.2への対応について

本書は「Xcode 4.0.2」に基づいて解説していますが（8ページ参照）、最新バージョンである「Xcode 4.2」でも、ほぼそのままご利用いただけます。ただしXcode4.2から、アプリケーションを作成するときのテンプレートの名称や、プロジェクトのオプションなどにいくつか変更点があります。本書の内容で学習を進める際は、以下にご注意ください。

テンプレートの名称について

テンプレートの名称が以下のように変更になっています。

Navigation-based Application → Master-Detail Application
OpenGL ES Application → OpenGL Game
Split View-based Application → Master-Detail Application
Tab Bar Application → Tabbed Application
Utility Application → Utility Application
View-based Application → Single View Application
Window-based Application → Empty Application

プロジェクトのオプションについて

プロジェクトのオプションを以下のようにします。

①「Class Prefix」には何も入力しません。
②「Device Family」で「iPhone」を選択しておきます。
③「Use Storyboard」と「Use Automatic Reference Counting」、「Include Unit Tests」のチェックを外しておきます。

用意されるファイルの名称について

テンプレートから作られたプロジェクト内のファイルの名称が、シンプルなものになっています。例えば、「HelloWorldAppDelegate.h」は、「AppDelegate.h」という名称になっています。

警告画面について

本書のサンプルファイルをXcode4.2で開くと、警告が表示されることがあります。しかし警告を無視して、そのまま実習を進めてかまいません。